腰痛と内臓疾患の違い|筋肉の腰痛との見分け方と注意すべき症状
「腰が痛いけれど、ただの腰痛なのかな?」
「マッサージをしても腰痛が良くならない……」
「腰の痛みは、内臓の病気が原因になることもあるの?」
腰痛でお悩みの方の中には、このような不安を感じている方もいらっしゃいます。
実際、腰痛の多くは筋肉や関節、姿勢、身体の使い方などが関係しています。
しかし、すべての腰痛が筋肉や骨格の問題とは限りません。
まれではありますが、腎臓や尿路、消化器、生殖器などの病気が腰や背中の痛みとして現れることもあります。
そのため、腰痛を改善するうえでは、「この痛みは本当に一般的な腰痛なのか?」を確認することも大切です。
今回は、腰痛と内臓疾患による痛みの違いについて、分かりやすく解説します。
腰痛の多くは筋肉や関節などが関係しています
まず知っておきたいのは、腰痛のすべてが内臓疾患によるものではないということです。
日常生活で起こる腰痛には、
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長時間のデスクワーク
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立ち仕事
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運動不足
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急な動作
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重い物を持つ
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姿勢や身体の使い方
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腰や股関節の動きの悪さ
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筋肉の緊張
などが関係することがあります。
例えば、長時間座っていると腰が重くなり、立ち上がると痛い。
朝起きたときに腰が痛いけれど、動いていると少し楽になる。
身体を動かしたときに腰が痛む。
このように、姿勢や動作によって痛みが変化する腰痛は、筋肉や関節など運動器の問題が関係している可能性があります。
もちろん、これだけで原因を断定することはできません。
内臓疾患による腰痛とは?
一方、身体の内部にある臓器や血管などの病気によって、腰や背中に痛みを感じることがあります。
腰の近くには、
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腎臓
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尿管
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大腸
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膵臓
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胆のう
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子宮や卵巣などの生殖器
など、さまざまな臓器があります。
そのため、内臓に問題が起こった際に、腰や背中に痛みを感じる場合があります。
このような痛みは、筋肉や関節が原因の腰痛とは少し違った特徴を持つことがあります。
ただし、症状だけで「内臓からの痛み」と正確に判断することはできません。
気になる症状がある場合には、医療機関で検査を受けることが重要です。
腰痛と内臓疾患を見分けるポイント
では、一般的な腰痛と内臓疾患による腰の痛みには、どのような違いがあるのでしょうか?
① 身体を動かしても痛みがあまり変わらない
筋肉や関節などが原因の腰痛では、身体を動かしたときに痛みが強くなったり、逆に楽になったりすることがあります。
一方、内臓疾患が関係する痛みでは、姿勢を変えたり動いたりしても痛みがあまり変化しないことがあります。
ただし、これはあくまで一つの目安です。
「動いても痛みが変わらない=内臓疾患」と決めつけることはできません。
② 夜間や安静時にも強い痛みが続く
通常の腰痛でも夜に痛みが出ることはあります。
しかし、安静にしていても強い痛みが続く、痛みで何度も目が覚める、時間が経つにつれて痛みが強くなるといった場合には注意が必要です。
特に、これまで経験したことのない強い腰痛が突然現れた場合には、自己判断で様子を見続けないようにしましょう。
③ 発熱を伴っている
腰痛と同時に発熱がある場合は注意が必要です。
感染症など、筋肉や関節以外の問題が関係している可能性があります。
「腰が痛いだけだから」と考えず、発熱を伴う腰痛の場合は医療機関へ相談しましょう。
④ 排尿に異常がある
腰痛と一緒に、
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排尿時に痛みがある
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尿が近い
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血尿がある
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尿が出にくい
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尿の色や状態に明らかな変化がある
などの症状がある場合には、尿路や腎臓などの問題が関係している可能性があります。
特に腰や背中の痛みと発熱などが組み合わさっている場合は、早めに医療機関で確認することが大切です。
⑤ 腹痛や吐き気などを伴う
腰痛と同時に、
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強い腹痛
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吐き気
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嘔吐
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食欲不振
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黄疸
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下痢や便通の異常
などが現れている場合も注意が必要です。
腰だけの問題ではなく、腹部の臓器などが関係している可能性があります。
腎臓の病気で腰が痛くなることもあります
内臓疾患の中でも、腰痛との関係でよく知られているのが腎臓や尿路の病気です。
腎臓は腰の少し上、背中側に左右一つずつあります。
腎臓や尿路に問題があると、腰や脇腹、背中周辺に痛みを感じることがあります。
例えば、尿路結石では、突然非常に強い痛みが起こることがあります。
また、腎臓や尿路の感染症では、発熱や悪寒、排尿時の症状などを伴う場合があります。
このような場合は、整体やマッサージで様子を見るのではなく、医療機関で適切な検査を受けることが大切です。
「腰を押すと痛い」なら内臓ではない?
「腰を押して痛いから、筋肉の問題ですよね?」
という質問をされることがあります。
確かに、筋肉や関節など運動器の問題では、特定の場所を動かしたり押したりすることで痛みが再現されることがあります。
しかし、それだけで内臓疾患を完全に否定することはできません。
腰痛の原因を判断するときには、痛む場所だけではなく、
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いつから痛いのか
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どのように始まったのか
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どんなときに痛むのか
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姿勢や動作で変化するのか
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発熱はあるか
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食欲や体調に変化はないか
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排尿・排便に異常はないか
など、全体の状態を確認することが大切です。
女性の腰痛では婦人科疾患にも注意
女性の場合、腰痛と腹部の症状が同時にあるときには、婦人科系の疾患が関係している可能性もあります。
例えば、生理周期との関係がある痛みや、下腹部痛、不正出血などを伴う場合です。
「いつもの腰痛だから」と決めつけず、気になる症状がある場合は婦人科などの医療機関に相談しましょう。
腰痛があるからといって、すぐに内臓疾患を心配しすぎる必要はありません
ここまで読むと、
「自分の腰痛も内臓の病気かもしれない」
と不安になる方もいるかもしれません。
しかし、必要以上に心配する必要はありません。
日常的に起こる腰痛の多くは、筋肉や関節、身体の使い方などが関係しています。
例えば、
「長時間座ると痛い」
「腰を動かすと痛い」
「朝は痛いけれど、動いていると楽になる」
「仕事の後に腰が重くなる」
など、姿勢や動作と痛みが連動している場合は、身体の使い方などが関係している可能性があります。
大切なのは、症状を怖がりすぎることではなく、普段と違う症状がないかを確認することです。
こんな腰痛には注意してください
次のような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
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突然起こった非常に強い腰痛
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安静にしていても強い痛みが続く
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夜間に強い痛みが続く
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発熱を伴う
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原因不明の体重減少がある
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血尿がある
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強い腹痛や吐き気を伴う
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排尿や排便に異常がある
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足の力が入りにくくなっている
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痛みやしびれが急速に悪化している
特に、排尿・排便の異常や足の力が急に入りにくくなった場合などは、緊急性のある状態が隠れている可能性があります。
その場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。
東大阪市で腰痛にお悩みの方へ
たつみはりきゅう整骨院では、腰痛に対して、最初から「筋肉が硬いから」「姿勢が悪いから」と原因を決めつけないことを大切にしています。
まず、いつから痛みがあるのか、どのようなときに痛むのか、日常生活にどのような影響があるのかを確認します。
その上で、
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腰の動き
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骨盤の動き
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股関節
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背中
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お尻や太ももの筋肉
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姿勢
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歩き方
など、身体全体の状態を確認します。
そして、医療機関での検査が必要と考えられる症状がある場合には、適切な医療機関への受診をおすすめします。
当院では、鍼灸と整体を組み合わせた「M&Tリセットメソッド」を用い、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を行っています。
「腰痛がなかなか改善しない」
「マッサージをしてもすぐに戻ってしまう」
「腰だけでなく、身体全体の状態を見てほしい」
という方は、一度ご相談ください。
まとめ|腰痛は「痛み方」と「一緒に出ている症状」が大切
腰痛の多くは、筋肉や関節、姿勢、身体の使い方などが関係しています。
しかし、まれに腎臓や尿路、消化器、婦人科系などの疾患によって腰や背中に痛みが出ることがあります。
そのため、
「腰が痛い=筋肉の問題」
と決めつけることは避けましょう。
特に、
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安静にしていても強い痛みがある
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夜間の痛みが続く
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発熱がある
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腹痛や吐き気がある
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排尿に異常がある
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血尿がある
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急激に症状が悪化している
といった場合には注意が必要です。
一方で、姿勢や動作によって痛みが変化する場合などは、筋肉や関節などの運動器が関係している可能性があります。
腰痛を改善するために大切なのは、痛みの場所だけを見るのではなく、
「いつから」「どのように」「どんなときに痛むのか」
そして、
「腰痛以外にどんな症状があるのか」
を確認することです。
腰痛を自己判断だけで長期間我慢せず、自分の身体の状態に合わせて適切な対処をしていきましょう。









