ゴルフで坐骨神経痛が悪化する理由|お尻や足の痛み・しびれに注意
「ゴルフをすると、お尻から足にかけて痛みやしびれが出る」
「ラウンドの後半になると、足の痛みが強くなる」
「ゴルフを続けたいけれど、坐骨神経痛が悪化しないか心配」
このようなお悩みはありませんか?
ゴルフは、自然の中で身体を動かしながら楽しめるスポーツです。しかし、坐骨神経痛がある方にとっては、スイングや長時間の歩行によって、お尻や足の痛み・しびれが強くなることがあります。
では、なぜゴルフをすると坐骨神経痛が悪化するのでしょうか?
今回は、ゴルフで坐骨神経痛が悪化する理由や、プレー中に気をつけたいこと、痛みを繰り返さないために大切なポイントについて解説します。
1.そもそも坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛とは、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先などに現れる痛みやしびれを指す言葉です。
坐骨神経は、腰からお尻を通って足へと伸びている、人体の中でも太い神経です。
この神経や、その周辺の神経根に刺激が加わることで、お尻から足にかけて痛みやしびれが生じることがあります。
坐骨神経痛を引き起こす原因には、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、腰の神経に関係する病気があります。
また、筋肉や股関節などの状態が症状に関係する場合もあります。
ただし、お尻や足に痛みがあるからといって、必ずしも坐骨神経痛とは限りません。
症状の出方や身体の状態によって原因は異なるため、必要に応じて医療機関で検査を受けることが大切です。
2.ゴルフで坐骨神経痛が悪化する5つの理由
ゴルフで痛みやしびれが強くなる背景には、スイングの動作や歩行、長時間のプレーなど、さまざまな要因が考えられます。
① スイングによる腰への負担
ゴルフのスイングでは、身体を回旋させながらクラブを振ります。
このとき、腰や背中、股関節などが連動して動きます。
しかし、股関節や背中が十分に動かない場合、腰の動きが大きくなり、腰周辺に負担が集中することがあります。
腰の神経に関係する問題がある方では、スイングの動作によって症状が強くなる場合があります。
特に、痛みを我慢しながら何度もフルスイングを繰り返すことは避けましょう。
② 股関節の動きが制限されている
ゴルフでは、バックスイングからフォロースルーにかけて、股関節を含む身体全体の回旋動作が必要になります。
ところが、股関節の動きが制限されていると、身体を十分に回すために腰などで動きを補うことがあります。
その結果、腰周辺に負担がかかり、痛みを感じやすくなる可能性があります。
ただし、股関節が硬いことだけが坐骨神経痛の原因とは限りません。
腰の状態や神経への影響なども含めて、総合的に確認する必要があります。
③ 長時間の歩行による負担
ゴルフでは、18ホールを回る場合、長時間歩くことになります。
普段あまり歩いていない方にとっては、ゴルフそのものが大きな運動負荷になることもあります。
歩行を続けることで、お尻や腰周辺の筋肉が疲労し、痛みが強くなる場合があります。
また、腰部脊柱管狭窄症などが背景にある場合、立ったり歩いたりすると足の痛みやしびれが強くなり、休むと軽くなる「間欠性跛行」が見られることがあります。
このような症状がある場合は、単なる筋肉疲労だと自己判断せず、医療機関に相談しましょう。
④ 前傾姿勢を長時間続けている
ゴルフでは、アドレス時に股関節から上半身を前に傾ける姿勢を取ります。
また、パッティングやボールを拾う動作でも、前かがみになることがあります。
前傾姿勢そのものが悪いわけではありません。しかし、特定の姿勢を長時間続けることで、腰やお尻周辺に負担がかかる場合があります。
さらに、腰の状態によっては、前かがみになることで症状が強くなる方もいれば、反対に楽になる方もいます。
大切なのは、すべての人に同じ姿勢や対処法が適しているわけではないということです。
自分の症状がどのような動作で強くなるのかを確認しましょう。
⑤ 疲労がたまることで身体の動きが変わる
ラウンドの前半は問題がなくても、後半になると痛みが強くなる方もいます。
その理由の一つとして、疲労によって身体の動きやスイングが変化することが考えられます。
疲れてくると、股関節や体幹をうまく使えなくなったり、無意識に痛みをかばう動きになったりすることがあります。
こうした変化が腰やお尻への負担につながる可能性があります。
痛みが出ているのに無理をしてプレーを続けると、症状がさらに強くなることもあるため注意が必要です。
3.坐骨神経痛がある人はゴルフをしても大丈夫?
坐骨神経痛があるからといって、必ずしもゴルフを完全にやめなければならないわけではありません。
症状の程度や原因、身体の状態によっては、運動量や動作を調整しながら楽しめる場合もあります。
ただし、痛みやしびれが強いときに、無理をしてプレーを続けることはおすすめできません。
特に、次のような症状がある場合は注意が必要です。
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スイングをすると、お尻や足に強い痛みが走る
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歩いていると足のしびれや痛みが強くなる
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ラウンドのたびに症状が悪化する
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プレー後も痛みやしびれが長く続く
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足に力が入りにくい、歩きにくい
このような場合は、無理にゴルフを続けず、医療機関で原因を確認しましょう。
特に、急に足の力が入りにくくなった場合や、尿が出にくい・漏れる、便をうまくコントロールできない、股の周辺の感覚が鈍くなるといった症状がある場合は、緊急の対応が必要なことがあります。速やかに救急医療機関を受診してください。
4.ゴルフで坐骨神経痛を悪化させないためのポイント
ゴルフを楽しみながら身体への負担を考えるためには、次のポイントを意識してみましょう。
① プレー前に身体を温める
スタート前に軽く歩いたり、痛みのない範囲で身体を動かしたりして、徐々に運動を始めましょう。
いきなり強くスイングするのではなく、軽い素振りから始めることも大切です。
ただし、準備運動をすれば坐骨神経痛が必ず防げるわけではありません。症状が強い場合は、運動を始める前に専門家へ相談しましょう。
② 痛みを我慢してスイングしない
「せっかくゴルフに来たから」と、痛みを我慢してプレーを続けていませんか?
痛みやしびれが強くなる場合は、いったんプレーを中断しましょう。
無理にフルスイングを続けるのではなく、症状が落ち着くまでは休むことが大切です。
③ 自分の身体に合った運動量にする
長時間の歩行や連続したスイングが負担になる場合は、運動量を調整することも必要です。
普段から無理のない範囲で身体を動かし、体力や身体の状態に合わせて活動量を考えましょう。
ただし、歩くことで足の痛みやしびれが強くなる方は、無理に歩行距離を増やさず、原因を確認することを優先してください。
④ 痛みが続く場合は原因を確認する
ゴルフの後に毎回痛みが出る場合、単なる疲労だけでは説明できないこともあります。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経に関係する病気が隠れている可能性もあります。
痛みを繰り返している方は、我慢し続けず、医療機関で相談することをおすすめします。
5.ゴルフで繰り返す坐骨神経痛は、身体全体を確認することが大切
ゴルフによる坐骨神経痛のような症状は、腰だけを見ていても十分に説明できない場合があります。
腰の状態に加えて、股関節や背中の動き、歩行時の身体の使い方、日常生活での負担など、さまざまな要因を確認することが大切です。
東大阪市のたつみはりきゅう整骨院では、痛みのある場所だけでなく、身体全体の状態を確認することを大切にしています。
当院では、鍼治療と整体を組み合わせた「M&Tリセットメソッド」を取り入れ、一人ひとりの症状や身体の状態に応じた施術を考えています。
例えば、ゴルフをすると腰やお尻に痛みが出る方であれば、痛みの場所だけでなく、腰や股関節の動き、日常生活での負担なども確認します。
ただし、坐骨神経痛の原因は一人ひとり異なります。神経の圧迫など、医療機関での検査や治療が必要な場合もあるため、症状に応じて適切な医療機関への受診をご案内することも大切だと考えています。
ゴルフを長く楽しむためには、痛みを我慢するのではなく、ご自身の身体の状態を知り、適切な対策を取ることが重要です。
まとめ|ゴルフで坐骨神経痛が悪化する場合は、無理をせず原因を確認しましょう
ゴルフで坐骨神経痛が悪化する背景には、スイングによる腰への負担、股関節の動き、長時間の歩行、疲労など、さまざまな要因が考えられます。
ただし、痛みやしびれの原因は人によって異なるため、自己判断でストレッチや運動を続けることには注意が必要です。
ゴルフのたびにお尻や足が痛くなる方、歩くとしびれが強くなる方は、無理をせず、まずは原因を確認しましょう。
東大阪市のたつみはりきゅう整骨院では、身体全体の状態を確認しながら、一人ひとりに合った施術を大切にしています。
「坐骨神経痛が気になるけれど、これからもゴルフを楽しみたい」
そのようなお悩みがある方は、ご自身の身体と向き合うきっかけにしてみてください。









